こんにちは。奏音です。いつも読んで下さって、ありがとうございます。
さて、私のブログをいつも読んで下さっていたAさん。
仕事のことで相談したくて、何度か電話鑑定可能な日をチェックしましたが、自分の帰宅後の時間は、いつもすぐに埋まってしまい、お申込みできずにいました。
そんなある日、会社の規定で、一日有休をとらないといけない事になり、急いでブログを確認し、平日の昼間に予約を入れて下さいました。
今日は、そんなAさんのお話です。
タロット占いの鑑定予約は2週間後
ですが、予約が取れたのは2週間も先の日時でした。
メール鑑定であれば、ご相談内容を事前にお申込みフォームに記入するのは必須ですが、Aさんは、電話鑑定にも関わらず、今の状況を伝え忘れないようにと、予め、ご相談内容を記入して送って下さっていました。
タロット占いのご相談内容は?
長年の夢を叶えるべく一歩を踏み出し、ようやく気に入った転職先を見つけたAさん。
仕事は楽しくて仕方ないけれども、そこで働く中年女性からの嫌がらせに悩んでいるという事でした。
その女性は威圧感があり、他の方も触らぬ神に祟りなしといった感じで、Aさんに助け舟を出せずにいて、このままでは、精神的に参ってしまうのではないかと、最近、退職を考え始めたというご相談内容でした。
先入観を入れず、タロットカードで占ってみた
タロットカードは、近い未来を占うのが得意ですので、どんなに早くからご依頼頂いていたとしても、現在の様子をみるために、基本的には、鑑定開始後に占いはじめます。
自分の先入観を入れると、その気持ちがカードに出てしまうので、心をなるべく真っ白にして、シャッフルします。
予想外の展開
にも関わらず、私の願いをカードが読み取ってしまったのかと思うほど、前向きな良いカードばかり出ています。すでにその悩みは解決済みといった感じです。
私は尋ねます。
「Aさん。ご相談頂いたあと、なにか急展開はありましたか?
今、カードで見る限り、会社の状況、全然悪くないんですよね」
と話しながら、問題の本質を示す場所をみると、人がガッカリしているカードが出ていました。多分、今回のキーパーソンの中年女性を表しているのだと思います。
なぜ、ガッカリしているのか、別のタロットカードで素早く占い、原因を探り、改めてAさんに伝えます。
「Aさん。例の女性、入院されたんですか。だから、職場が平和になって、悩みがなくなったとか・・・?」
Aさんは答えます。
『奏音さん、なんで分かったんですか。その通りです。
例の女性、持病が悪化して入院することになったんですよ。
で、長くかかりそうということで、女性が抱えていた仕事をみんなで分担することになりました。
みんな仕事の負担が増えた事に対して、最初こそブーブー言っていましたが、女性を心配する素振りもなく、誰もお見舞いをしようとも言わず、元からこのメンバーだったかのように、仕事も周りだし、職場が平和になりました。
長いこと、この職場で働いてきたのに、こんな扱いなのかと、なんだか少し気の毒にも思いましたが、いかにこの女性が煙たがられていたかが、よく分かりました。
きっと、誰も心配してくれないし、仕事の引継ぎの不具合も尋ねてこないし、ガックリ落ち込んでいるのが、カードに出たのではないでしょうか。
意味のわからないダメ出しをする女性がいなくなり、自由に仕事ができている今、とても楽しくて、こんな職場なら、ずっと続けていきたいと思ってます』
Aさんは一気に話し、私は一言もお悩みに対するアドバイスをしないまま、問題解決となりました。
せっかくご依頼を頂いたのですから、今後の仕事の方向性、結婚運などをみて、和やかな雰囲気の中、鑑定終了です。
Aさんはおっしゃいました。
『・・・にしても、奏音さんの力って、やっぱ凄いですよね。
私、めちゃくちゃ悩んでいたのに、奏音さんに申し込んだ途端、状況が変わったんです。
相談して、ほんとよかったです』
タロット占いの鑑定依頼をした瞬間、運気が変わる
実は、こういう展開って、電話鑑定をさせていただいていると時々あるのです。
ですが、それは私がすごいのではないんです。私が魔法の杖をふって、運気を変化できたのではありません。
もともとその方が、その時期に、運気が急展開するタイミングを持ち合わせていたのです。
ご相談者様を守ってくれている視えない誰かが、
このまま頑張っていれば、あともう少しで状況が変わるから頑張ってとか、
予想外の展開になるけど、それで間違ってないから、しっかりその流れに乗ってねとか、
私を介してメッセージを伝え、ご相談者様の背中を押したくて、私とのご縁を引き合わせたのです。
なので、凄いのは、私ではなくて、ご依頼されたご本人のほうなのです。
さいごに
人との関わりを大切に、そして真面目にコツコツと頑張っていれば、無意識でも、しっかりと視えない世界からの力を受け取ることができ、大事な時には良い方向へ進むよう、助けてもらえるのです。
それをAさんにお伝えしたところ、
『入院しても心配されない女性みたいにならないように、好きな仕事ができることに感謝して、謙虚に自分の道を進んでいきなさいっていうメッセージなんですね、きっと』
とおっしゃいました。
そんな風に受け入れてくだされば、今回の鑑定は、本当に必要なセッションだったのだと、お互いが納得できて、とてもスッキリです。
全ての方が、このような体験をできるわけではありませんが、一人でも多くの方と、こんな素敵な時間を過ごせたらいいなと、あなたとの出会いをいつも心よりお待ちいたしております。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
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