こんにちは。スピリチュアルタロット占い師 月杜 奏音（つきもり かのん）です。
いつも読んで下さって、ありがとうございます。
あなたは、因果応報という言葉をご存知ですか？
元々は、仏教用語で、悪い行いはいずれ自分に返ってくるという意味です。
今日は、職場でまさにそんな状況を目の当たりにした方のお話をしたいと思います。
はじめに
Mさんは、とあるアパレルショップで働いていました。
人間関係が苦手な自分を変えたくて、はじめて接客業にチャレンジしたのです。
ですが、ここの店長が相当な曲者でした。
自分が気に入らないと、お客さんの前でもすぐに店員を怒鳴り散らし、
いつも口癖のように言っていたのが、
「代わりの人間なら、募集すればいくらでも来る。俺の言う通りにできないなら辞めろ」
だったそうです。
なので周囲のほとんどの人が辞め、その後、新しい人が入って来ても続かず、お店はいつも
人手不足でバタバタしていました。
ご相談内容
気がつけば、Mさんがそのお店で一番長く勤めている店員になっていたそうですが、辞めたいというご相談を受けました。
「未経験な自分を雇ってくれた店長には恩があるし、生活もかかっているので、これまでなんとか続けてきたんですけど、奏音さん、私もう精神的に限界なんです。今、辞めても、なんとかなるでしょうか」
出たタロットカード
Mさんの状況には、
「剣の１０」逆位置 これまでよく頑張りました。自分を褒めてあげてください。
「金貨の２」 あまり深刻にならなくても、当面の間の生活はなんとかなります。
「カップの５」 このお仕事自体は好きで、まだ未練があるのですね。
アドバイスカード「棒の１０」 さっさと今のつらさ、手放してしまいましょう！
お店の状況には、
「塔」 大きなダメージ、ショックなことが起きる
「死神」 停止
「剣の５」逆位置 勝ち負けが逆転する
アドバイスカード「運命の輪」 因果応報
のカード達が出ました。
タロットカードというのは、３～６カ月くらい先の未来を予測するのが得意です。
見たところ、このお店には良い未来はなさそうです。
それを踏まえて、私はMさんに、他に出たカードも含めて、今後について詳しくお伝えしました
「Mさん、このお店は、もうじき潰れてしまうのではないでしょうか。今回の経験で、また違うショップで働くことはできると思うので、今は、倒産する前にさっさと辞めてしまった方がよさそうですよ。
近々この店長は、今までやってきたことで天罰が下る可能性がありますので、なるべく早く、関わりはストップしておきましょう。
でないと、Mさんの人の好さにつけこまれ、違うトラブルに巻き込まれて、辞めたくて辞められない、一生懸命働いても、奉仕のような状態になり、給料ももらないなんてことにも、なりかねないですよ」
Mさんは、私の鑑定をきっかけに、その月で退職されることを決断されました。
そして、新しい転職先を探され始めていた矢先、
コロナウィルスで世の中が大変なことになりました。
見事に当たった未来予測
その後、Mさんからご報告を頂きました。
コロナウィルスの影響により、早い時期にそのショップは休業となったそうです。
お客さんが直接お店に来れなくなったので、店長は、今までやっていなかったインターネット販売をしようと思い立ち、そのための準備を始めました。
ですが、何もかもが初めてなのでやり方が分からず、一人では手に負えなくなり、今まで店員をしていた多くの人に、手伝ってほしいとやけに下手（したて）に出たメールが、送られてきたそうです。
Mさんにも、そのメールは届きました。
その連絡を受けて、当時の同僚に、どうするつもりなのかを確認してみたところ、
店長にいじめられて辞めていった元店員さん達は、誰一人として、助けたいとは言わなかったようです。
しばらくして、そのお店は閉店したそうです。
まさに、自分の行いが招いた悲劇です。因果応報です。
タロットのアドバイス通りになりました。
店長には気の毒に思いますが、Mさんは、早めに辞めていてよかったです。
もし、一人だけ残っていたとしたら、そのお店の最期に無給でつきあわされていたかもしれません。
さいごに
いつ何が起こるか分かりません。自分中心で世の中が回っていたと思っていたのに、急に自分は価値のない存在のように成り下がる可能性だってあります。
このケースも、自分のところで働いてくれている人へのご縁に感謝し、優しく接していたら、店長の人生は、違うものになっていたでしょう。
今回は、未来予測だけでなく、
だから謙虚に生きるべきなんです！想像力を働かせなさい！！
って、タロットが言っているような気がしました。
私にとってもMさんにとっても、これからの自分の生き方に、良い意味で大きな影響を与えてくれる素晴らしい鑑定となりました。貴重な体験を共有させて頂き、ありがたく思います。
今日も読んで下さって、ありがとうございました。
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