こんにちは。スピリチュアルタロット占い師 月杜 奏音(つきもり かのん)です。
いつも読んで下さって、ありがとうございます。
なんで私ってこんな人生なんだろとか、なんで同じことばっかり繰り返して、失敗してるんだろとか、ふと思う事ってありませんか。
もっと早く数理占術に出会って自分の使命が分かっていたら、悩まずに今よりすんなり楽に生きて来られたんじゃないかな・・・。今日は、そんな私の話を書こうと思います。今回は長いですよー。
はじめに
私は、占い師、パワーストーン販売以外に、携わっているお仕事があります。
それは、ピアノ講師です。
自宅で4歳から50代の方まで、幅広くマンツーマンでピアノを教えています。
20年以上続けていますので、タロット占い師のキャリアよりずいぶん長いです。
なりたかった夢
ピアノ講師になるもっと前、私は、シンガーソングライターになりたくて活動しておりました。自作の曲をたくさんの人の前で披露し、自分を表現して生きている姿が、思い描いていた自分の一番なりかった憧れの未来でした。
ですが、それは叶えられませんでした。
オーディションでクランプリとって、デビューって流れに持っていくからと言ってくれていたプロダクションの人が、本番直前に、部署異動があり私と関われなくなったり、
契約直前になって、突然レコード会社の組織が変わり白紙に戻ったり、
それでも別会社で、ようやくレコーディングにこぎつけ、3度目の正直っと意気込んでいた時、今度は私が突発性難聴になり、デビューの話は流れました。
いつも直前で、あり得ない早さで、目の前のドアがバタンと閉まってしまう、そんな感じでした。
その後、耳は回復したものの、さすがの私もこの世界に足を踏み込んではいけないというメッセージなのかなと悟り、夢をあきらめて地元に帰りました。
第二の人生
地元に戻ったはいいけれど、学歴もなんのスキルもなく、人より優れていると自慢できるのは、閃きと霊感と絶対音感。
今後どうして生きていけばいいのか、考えあぐねていました。
そんな時、普段は開きもしない新聞に載った、楽器特約店の小さな記事が目に飛び込んできました。
【学歴も技術も不要。ピアノ講師の資格を取得できます】
すぐに問い合わせをし、話を聞きに行き、あっという間に講師資格取得のためのレッスンを開始していました。
親の都合で行けなっただけで、元々音大に合格した経験はあったので、半年くらいで資格は取得でき、教室運営のための指導も受け、新聞記事を見つけてから1年後には、ピアノ教室を開校する運びとなり、あっという間に生徒さんをたくさん抱える経営者となりました。
その後も順調でした。
小さな子供さんのレッスンに悩み、もっと上手に指導する方法がないかなと思っていると、偶然、小さなお子さんを専門に教えている方に出会い、指導して頂けることになりました。
自分の腕をもっと磨きたいと思っていると、普段、滅多に話したことがなかった同期のピアノ講師仲間に、誰かからの紹介がないと教えないという、ピアノ講師のための先生を紹介して頂き連絡をとったところ、
偶然にも、私の自宅から車で5分位のところに住まれていて、その先生とはそこから長いことご縁が続き、私の技術向上、困った時や発表会の際には、ずいぶんと助けて頂きました。
ピアノ教室は、トントン拍子に成長しました。こちらは、不思議と目の前の扉が自動ドアのように開き、道が拓けていく感じでした。
再チャレンジ
シンガーソングライターもピアノ講師も、大きく括れば、音楽関係のお仕事です。
傍からみれば、私は元々の特技を生かし、好きなことを実現できたように見えるかもしれません。
でも、違うんです。自分が演奏する側か、演奏家を育てる側かは、表と裏、影とひなたのように、まったくモチベーションや仕事内容が異なるんです。
ずっとモヤモヤしていた私はある時、
最近の私は、こんなに順調に行ってるんだし、今だったらまた何か違う展開になるかも・・・と思い、友人とバンドを組むことにしました。
ピアノ教室の生徒さんとお別れしてまで、今更上京するつもりもないので、自作の歌をステージで披露し、少しでも自分を表現できる場を作る・・・それだけで良かったんです。
ですが、練習を積み、あと数日後の日曜日が本番というときに、メンバーの一人が急に会社の部署が変わり土日が休みではなくなったり、メンバーのお父様が体調を崩されたりして、
たった1回のライブでさえ、実現できなかったのです。
そっちの世界には、元々私の才能がなかったといえば、それまでです。確かにそうかもしれません。・・・にしても、憎たらしいくらい明暗のつき方があからさまでした。
二足のわらじ
その後も何度か、音楽で自分を表現できる場にトライしましたが、ことごとく玉砕。
そちらがうまく軌道に乗れないのとは逆に、ピアノ講師のお仕事は、どんどん忙しくなりました。
少子化のこのご時世にありがたい事ではありますが、本音をいえば、歌手に・・・それがだめなら、作詞家や作曲家になりたかったです。
ずっと2つの音楽の世界の中で、自分の立ち位置を見つけられず、フラフラしている状態でしたが、
ある時突然、もういいや。ピアノ講師を極めよう!
って、歌の世界に踏ん切りがついたんです。今までダラダラと関わっていた、その方面の人達とスパッと縁を切り、やっと気持ちを1つの方向に定めることができたのです。
その直後でした。神様のお告げと家庭の諸事情から、占い師を始める事になったのです。
子供の頃からご依頼があれば鑑定はしていましたが、ブログを開設し、本格的に占い師だと名乗るようになったのは、7、8年前からです。
名乗りはじめた直後から、たくさんのご依頼を頂き、ありがたいことに大繁盛させて頂いております。
せっかく自分の道を一本に絞ったはずだったのに、またすぐに二足のわらじを履くことになりました。生きてきた中で、今が一番忙しいです。
なので、今度はピアノの生徒さんを徐々に減らし、教室を縮小していこうと試みるのですが、失敗。開放されてしまったドアは、たとえ強い風が吹いても、自ら閉じることをしてくれませんでした。
常に2つのことを抱え、心が揺れ動くたびに、なんでどっちかに決められないの?おんなじこと繰り返してばっかじゃん!って、自分の決断力のなさに、イライラしていました。
数理占術で知った自分の使命
長い前置きになりましたが、ようやくここからが本題です。
自分でタロットには何度となくした質問。
【今の私には、ピアノ講師と占い師 どっちが向いていますか?】
結果にいつも出るのは「剣の2」
その意味は、2つでうまくバランスをとっているよ・・・。
つまりは、どちらも同じくらいで選べないというものでした。
その結果にまた、モヤモヤしていました。
ですが最近、数理占術を学び、スッキリする答えを得ました。
私は、旧姓でも今の名前でも生年月日と合わせると、2という数字にすごく縁が深かったのです。
「2」は、人への指導、教育など、育てることにご縁のある数字でした。
そして、トップに立つ役割ではなく一歩引いて、誰かをサポートするのが向いています。
音楽や芸術家を表す別の数字には、×があってご縁が薄いことも分かりました。
ピアノを教える事、占い師としてアドバイスをさせて頂くこと、まさに「2」の数字そのものです。
だから、表舞台に立って歌うなんてありえなかったんだ。
私は、ものすごく納得しました。
元々自分に向いているものを選択する方が、容易に道が拓けやすいです。
ですが、もちろん、未来は定まっていませんので、それでも信念を持って本来と違う道に進んだとしたら、時間がかかったとしても、夢をつかむことはできると思います。
けれど、私は知るのが遅すぎました。もっと早くに分かっていたら、対策を考えて、そこをなんとかこじ開けようとしたかもしれません。
でも、私はこれで良かったんです。
シンガーソングライターを目指していた若かりし頃の私は、人を押しのけてでも、上に這い上がってやるみたいな、ほんとに嫌な奴でした。
あのままもし上に立っていたら、人に対して感謝もしない横柄な人間に成り下がっていたかもしれません。
他の方に、もしそういう方がいたとしても、否定はしませんが、
私の場合、2の出現度が異常です。きっと、誰かに助けられたり援助を受けたり、過去世でサポートしてもらった恩を、現世では返さなければならないような使命があったのだと、自分の中で、めちゃくちゃスッキリしました。
そして、色々と調べていて、いつも2つの事を同時進行しているのにも、意味があることが分かりました。
どちらも自分ではない、どちらも自分だという2つでバランスをとっているから、個性が出て居心地が良いのです。
以前テレビで、オネエタレントさんが言っていました。
女性でも男性でもない私が、自分らしくて一番好きって。
なんとなく、そんな感覚に似ているのかなって、ふと感じました。
さいごに
ほぼ半世紀生きてきて、ようやく自分のルーツみたいなものに気づかされました。
若い頃に分かっていれば、人生変わったのにっていう残念な想いもありますが、酸いも甘いも知った今だからこそ、容易に受け入れられるっていう想いもあります。
今、そんな占いに出会ったのも、きっと私の運命だったと思っています。
そう悟ってからの私は、心がとても穏やかになりました。
どちらも今以上に頑張っていきたいです。
占いで、いつ自分の使命を知るかによって、人生も自分自身も大きく変わるかもしれません。
その鑑定依頼の時期が今だと、なにかピーンとくるものがある方は、今がきっとターニングポイントです。是非、奏音にご相談くださいね。
お悩みに合わせて、タロットと数理占術を駆使して鑑定いたしますよ。
長文にも関わらず、今日も読んで下さって、ありがとうございました。
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